DamStyle - 二瀬ダム

・水系/河川
　荒川水系/荒川

・ダム形式
　重力式アーチ

・堤高
　95.0m

・堤長
　288.5m

・堤体積
　356,000m3

・総貯水量
　26,900,000m3

・有効貯水量
　21,800,000m3

秩父に建設された荒川上流ダム群の内のひとつ(他は浦山ダムと滝沢ダム)。建設された場所は狭い渓谷であり、よくこんな場所に造ったもんだと感心してしまう。提体形式は重力式アーチであり、全国的にも珍しい形状である。非常用洪水吐として左右2連のジャンプ台を備えるなど多くの魅力を持つ。

すり鉢型の重力式アーチ形状に2本のジャンプ台。たまらない組み合わせである。

天端は自動車通行が可能。信号機による交互通行を行っている。

天端より下流側を見る。減勢工は2つの副ダムから構成されている。
が、ジャンプ台から放流した場合は1つ目の副ダムを飛び越える??

2つ目の副ダム付近。随分と盛った形跡がありました。

右岸からの提体撮影。奥には管理所があり天端から続く道路はその下を通る。

2本のジャンプ台の間には常用洪水吐を備える。1つ目の副ダムはこれ用かと。

上流側から。奥に見えるローラーゲートは提体に対し斜めに設置されている。

ローラーゲートのアップ。ローラーは小さめの物を使用していました。

ダム湖。写っていないが左奥には(色々と)有名なつり橋が架かっている。

管理所付近では道路建設が行われていた。周辺トンネルのバイパス道路と思われる。